とりあえず人通りの少ないところに行って・・・
よしっ、誰もいねぇな。
リュックからパソコンを取り出して、起動っと。
カタカタカタカタカタ・・・カタッ!
・・・どうやら警察はまだKには気づいてねぇみたいだな・・・。
掲示板とかは・・・
・・・カタカタカタカタ・・・カタッ!
ない。情報がまったく無い。
――どしようもないし、とりあえずどっかに書き込みでもしとけば?
そうしとくか・・・。
はぁ。
・・・そうだ、ついでに被害者に共通点でも探すか。
どこだ・・・これか?いや違う・・・ここか!
・・・で、え〜と・・・なんだ・・・くそっ・・・。
――これ、ほとんどの人が弟持ちですけど。
あ、そうか。
そこが共通してたんだ。
へぇ・・・。
けど動機が分からん。
まぁ、とりあえず寮に帰るか・・・。
帰ってからじっくり調べればいいし。

・・・何か気配を感じる。
あきらかに俺を殺そうとしている気配だ。
・・・ヤバいのか?
――そりゃヤバいだろ。・・・ってか早く逃げろや。
じゃあ、とりあえず人の多い所に行くか・・・。
うわっ、ヤバい。
確実につけられてきとる。
こいつがもし北崎をバラした奴だったら・・・。
死亡確率90%以上。
ああ、ヤバイいヤバいヤバい。
せっかく退院したばっかりなのに。
運が良くても再入院か・・・。
・・・にしてもこいつは誰なんだ。
北崎をバラした奴と同じ奴なんだろうか・・・。
違うとしたら・・・一体誰があんなことをやったんだろうか・・・。
解剖されたくない理由でもあったんだろうか・・・。

[亜龍]

●Three days ago●((竹郎が入院した日の夜))

しーんと静かな夜。
僕は病院の裏口の鍵をあけると物音に注意しながら院内に入った。
昼間に病院にいたからある程度の位置はわかるから迷うことなく北崎君がある部屋に向かう。
ロックもなんなくクリアして北崎君のそばに寄った。
「うーん。まさか君をまたバラすとは思わなかったよ☆世の中って不思議だねー。
もし北崎君が死んでなかったらきっと友だちになれてたかもネ♪って今更だけど(笑。」
かたく目を閉ざした北崎君の顔をさわりながら僕はそう言った。
頭の中でどうやってバラすのか考えながら。
僕はかばんからナイフ類を取り出すと静かに作業をはじめた。
満面の笑みを浮かべながら。

・・・・・
「んーこんなもんかなぁー 」
肉片とか内臓とかを奇麗に5cm四方に切った僕は満足気にそうつぶやいた。
北崎君だったモノはバラバラにざく切りされている。
それをピラミッドをつくるようりょうで積んでいくと奇麗な四角錐になった 
はぅー。美しいねぃ。ビューティホー。マーヴェランスゥ。
できあがったピラミッド(仮)のまわりに、肉を切った時にあまった骨類を飾っていく。
うーん。近代アートだねぃ。ひゅーひゅー。
僕は吹けもしない口笛を吹いた。
そして、北崎君の顔をスグ横におくとぐちょりと目をひき抜いた。
ひき抜かれた2つの眼球を北崎君の頭の上にぽんっとおいた。


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