「.....き、君達を呼び出したのには理由があってね」
「だからさっさと言えってんだよハゲ」
もう雅さんも竹郎も何も言わなかった。私今どんなオーラ放ってんだろ。
「ち、ちょっと手伝ってほしい事があるんだよ.....」
手伝い!?冗談じゃない。めんどくさいじゃん、そんなの。
「僕が楽しいと思えばやってもいいよ☆」
うん....あんたはそういう子だよ......亜龍........
私の気分が最高に落ちた瞬間だったのは、いうまでもない。
[雅孝]
理事長が話しはじめてから急に睡魔がおそってきた・・・
ソファがきもちいいのか、話がつまらないのか・・・そんな事を思っていたら
「実は校長を殺してほしくてね」
と理事長が発言した。そしたら・・・遠くから別の声が聞こえてくる。
「――――きろ〜、起きろー!」
・・・!どうやら自分はねちゃってたらしい・・・
「今日はこのまま帰ってもらっていいから」
と今度は現実の理事長の発言
「リョーカイ」「わかりました」等ありきたりなあいさつをして自分たちは理事長室をあとにした。
そして三人がこのあとどうしようか話している時に、今のうちに聞いておこうと思い
「ごめん、自分ねちゃってたからさ、・・・理事長の頼み事ってなんだったの?」
「それはね―――――」
[竹郎]
「前ここで起きた事件の背後の存在を探してくださいってさ」
「竹郎セリフ取るな!!この阿呆郎!!」
「阿呆言うな!!」
「本当の事だから良いじゃんかぁ☆」
「☆つける意味あんの?」
「・・・それ以上言うとマジで殺すよ」
「はいはい・・・」
「じゃ、ここからは僕が説明するよ♡」
まぁそんな事で亜龍さんが説明し始めた。
「学校に犯人がいるんだって。だからそいつを解剖ゴッコの材料にしても良いよってさ!!」
最後の一言余計だよ!!
まぁ俺もそうしたいから別に良いけど・・・。
「へぇ・・・解剖していいんだ・・・ワクワクするよ」
雅孝信じちゃったよ。マジで信じちゃったよ。
「いやたんなるジョークだから」
「雅孝・・・ジョークって顔してないんだけど・・・」
「気にするな」
キ〜ンコ〜ンカ〜ンコ〜ン♪
どうやらもう一限目が終わったようだ。
ちょうど『2年C組』にも着いた。
久々の教室だなぁ・・・。
亜龍さんが鳴葉さんの手を(無理やり)とって教室の扉を開けた。
ガラッ!
「みんなおはよー☆・・・あれ?何か皆元気無いね?」
教室を見渡すと花が置かれている机があった。
・・・そうか北崎か。
死んだんだったよな、確か。
あいつはそれなりにクラスで人気があったからな・・・。
はぁ・・・。それで悲しむとか寂しがるなんて理解できないよ。
だって特に俺に関係があったとは思えないし、どうせ誰だって何時だって死ぬ運命なのに。
あーあ、何か今日は鬱になりそうだよ。
・・・・・・?あれ?花の置かれていいる机が2つ・・・?
1つは北崎。もう1つは・・・って俺かよっ!!
そうか、俺はもう死んだのか。
―アホかっ!!お前はまだ生きてるじゃねぇか!
・・・じゃあこれは何だよ。
「あ、竹郎死んだんだ。解剖させてくれなかったよ・・・」
「じゃあこれは竹郎の幽霊なんだ。悪霊退散」
「合掌」
「いや生きてるから。俺はちゃんと生きてるから」