『いつーもーのーかーいさーつをーすりー抜ーけてーゆくーあーのー子ーはーそう』
一人でもの思いにふけっていたら、病院の中なのにケータイの着信音が鳴った。
...誰だよ、コンニャロー。今、こっちは考え事だってーの。...竹郎かよ。
『タイトル:頼み事  本文:根回ししてくれませんか?キャラCD10枚で。』
......誰に何をだバカヤロー。主語と述語が抜けてるって、あの阿呆。...はぁ。
『タイトル:何を?  本文:ちゃんと詳しく書け。』
返信しておいた。...めんどい。早く黒い奴の部屋行ってやる事やらないとね。
独特の病院の臭い。これ、俺嫌いなんだよね。そういえば、キャラCD何にしようかな 
さっきの事引き受けるとキャラCD15枚でしょ。うーん......テニスとリボーンと......どうしようね♡迷うね 
......いかん。自分が暴走してる。はぁ。やばいな、重症だ。
考え事してたら、何か呼ばれてる?誰ですか。こっちはいろいろ忙しいっつーの。
「おーい。鳴葉君?」
「おぅわ!!雅さんだったんだ。びびった......」
「今から何処行くの?」
「え。黒いのの部屋だけど」
「俺も行くよ」
「分かった。一緒に行こうよ。一人はちょっと嫌な気がするんだよね」
「何が?」
「別に関係ないんだけどね。うん」
やっぱ雅さん来たか。こういうの好きなんだよね、この人。まぁ、俺は仕事をするだけだけどね。
CDの為だよ。じゃなきゃ、あの阿呆の事なんかほかっとくって。
「あ。ここだよ」
ガラッ
目は覚めてるらしいんだけど、黒いのは起きれない。おさえつけてるからね、ベッドに。
痛がってます。苦しがってます。あ、俺のとなりで雅さんが不気味に笑ってらっしゃいますよ。わお。
「よう。黒いの。どう、気分は?」
「あ゛ぁ?!誰だてめぇ!??」
「今回の事件の第一発見者です、ただの」
「......亜龍君になってる、鳴葉君」
「あ。ごめん。ところで黒いの。ちょっと聞きてー事あるんだけど、いいよね」
「はぁ?何言ってんだ、てめぇ」
「よし。まず1つ目。ナイフはどうして2本必要だったわけ?これは私的な質問だから、安心しろって」
あれ。黒いの、目が泳いでる。言う気は無さそうだね。めんどくせぇ。こいつは放置決定。
「どうなんだ?私に言うわけにはいかねぇよって感じ?」
「当たり前だろが、このガキ!!」
「ふーん...私の一言で、あんたをおさえつけてる物が取れたとしても?」
「!?」
「雅さーん。私がメール打ってる間、黒いのに何でもしていいよ。死なない程度なら」
「了解」
よし。竹郎にメールでもしますか。こういう事、あいつ好きそうだし。亜龍は......後でにしよう。
『タイトル:質問  本文:黒いのに何か質問ある?』
 ピッ  パチンッ
メールは送った。黒いのに質問が終わったら、亜龍連れて帰ろうか。
...ケーヤク終わってるといいけど。

[雅孝]

はてさて、どうしたものか・・・何でもしていいのか
ゾクゾクするねぇ。さて何をしてやろうか・・・う〜む痛ぶる方法がありすぎてこまる。
あーでもない、こーでもないと悩んでいると
「メール送信し終わったよ」
「え゛・・・マジですか?」
「マジです」
・・・どうしよう・・・すごく、すごく楽しみにしてたのに、どんな声で鳴くのか聞きたかったのに・・・
もうだめだ。今日は何もやる気がおこらないような気分だ・・・
横では鳴葉君が何やら黒い奴に質問をしているようだが、もうどうでもよくなってきた。
「自販機行ってくる」
と言い猫背気味になりながら戸へ向かった。

自販機で赤いラベルの炭酸ジュースを買った。
一口飲むと炭酸特有の心地よい刺激が口とのどにシュワ〜と広がった。
さっきまでの気分はふっとびやる気が出てきた。
「ふっかーーーつ!!」
と柄にもなく叫んでみる
周りから変な目で見られているが気にしない。

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