本編〜P26〜
ドアを開けたら、雅さんが珍しく立っていた。....亜龍に頼まれたのか.....(~〜~)−З
ということは、たぶん竹郎をからかいに行ったんだね。無事だと思ってないのは私だけじゃないな。うん。
「今日は歩き?」
「まーね。足ケガして力入んないから」
「....ふーん」
いつもならここで興味を見せるのに、何故か今日は何も言わなかった。少し気になって雅さんを見てみたら、それに気づいたらしくて、私に視線を向けた。
「.....自分に何か?」
「ううん。なんでもない」
気付かれちゃったよ。昨日のキズでも痛いのかな?でも、そこまで強度のすごいやつではなかったんだけど。
歩いてから数分後、知ってる民家の前で知りすぎてる人物達がかなりの大声で言い合ってた。
近所のマナーを考えようよ......
「竹郎は阿呆でネガティブでビン底なのだよ、所詮!」
「そんな事貴方に言われたくないです!」
「僕は常にポジティブ!」
.....何だその会話は。かなり低いレベルじゃないか。しかもかなりの大音量だね(・∀・)
雅さんは少し呆れてた感じがした。
「あー!!鳴葉ちゃんじゃんかぁ!!」
予想通り飛びつかれました。....さすがに慣れたね。でも、反動と共にした血のかすかな臭いは、私のかん違い......だよね。そうしとこう。
この私と亜龍の状況を見て、2人の表情が変わったのは言うまでもない。
[雅孝]
・・・朝からいいもの見たなぁ・・・これで少しは目の保養になったと思っていると
「ねーねー、子供心を忘れず、ケンケンパーで学校行かない??」
という案がでた。
意外にも皆賛成だった。
・ ・ ・ ・ ・
学校に着くころには息があがってた。
「意外と体力つかうな・・・」
とつぶやくと
竹郎が
「日ごろの運動不足じゃない?」
と皮肉っぽくいってきた。・・・痛いとこ突くなぁ・・・
「・・・認めざるえないな・・・」
などと言ってると、前方から人が近付いてきた
「あれって生徒会じゃない??」
と亜龍君が言い
「だね、なんだろう?」
と鳴葉君が答える。
すると生徒会の人が自分たちの前に来て立ち止まった。
皆を見るとめんどくさそうな顔をしてた。
[竹郎]
「私立椿小路学園高等部生徒会執行部です。宇江竹郎さん、渡辺亜龍さん、澤森鳴葉さん、井羽雅孝さんでよろしいですか?」
「・・・そうですけど、何か用ですか?」
俺達に用があるなんて・・・なんかあったのか?
「理事長がお呼びです。今すぐ理事長室に行ってください」
あぁ、あの理事長か・・・。確か鳴葉さんとつながりがあったんだっけ。また何か(奇妙な)頼み事とかあるのか?
「・・・チッ!私用ぐらいで生徒会使いやがって・・・」
生徒会が悪態ついてるよ・・・。あ、帰ってった。
「・・・だってさ。まぁ授業サボれるから行っときますか?」
「じゃぁ行こっかー!!鳴葉ちゃん!!」
「って言ってまた飛びつかないでよっ!」
「まぁ皆が行くなら自分も・・・」
―賛成多数で可決だよー!?
って何でお前こんな時に出てくんだよ!
まぁ不吉な予感がするけど、とりあえず・・・行きますか。
[亜龍]
「ねぇねぇ、理事長なんの用かな♡全校生徒で殺人事件ゴッコだったらよろこんで参加するのにねぇー」
理事長室へ行く途中、僕は鳴葉ちゃんに聞いた。
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