ヒュッという軽い音をたてて壁にペンが突き刺さる。
彼の左頬に赤い血の筋が横一文字に浮かびあがった。
僕は2撃目をあたえようと手を動かしたが、それは成功しなかった。
第三者が入ってきたせいで...

〔鳴葉〕

「何やってんだよ、バラシ屋」
時間になったから、VIPルームに向かってみれば、なんと死体が3つ転がっていた。
他にも生きた人物が2名。1人は女の子(だろう人)で、もう1人はバラシ屋だった。
前に仕事で会った事があるから、よく分かったんだけど、女のコを殺そうとしてたから手をつかんだ。
....これ以上、俺の仕事を増やしてくれるな.......
「....これはこれは。処理屋の雷光じゃないですか。こんな所で会うなんて」
「俺のセリフだ、それは。というかそこの女、用が済んだなら出て行け。うざい」
銃を取り出して顔めがけて打ってみた。まあ、当てるつもりはないから、かする程度で。
女の子の頬から一筋の血が流れ落ちたけど、そんなのは気にしない。
.......案の定、女の子は窓から逃げて行ったし。
「さて....バラシ屋。この死体の数はなんなんだよ?」
「知りませんよ。私に聞かないで下さい」
「.....分かった。聞かないし、あんたが殺った奴の処理もしてやるから手伝え」
「OK」
途中で種田を呼んで、処理をしている最中に、なぜか彼は来た。
「何だ.....コレ?」
声をした方には、雅さんがいた。....見られるわけにはいかない。
とりあえずますい銃を発砲して、眠らせ、種田に運ばせた。.......殺せないからね。
処理が終わって、バラシ屋と別れ、家に着いたのは5時だった。
.....眠いなあ。

〔雅孝〕

「いつの間に寝たんだ…」
目が覚めたら自室にいた。…確かギルマスと別れてから自室に戻ろうとして…
ドアが壊れた部屋があって…
「…!」
すぐに部屋を出て、あの部屋へダッシュで向かった。途中他の客にいぶかしげな目で見られたが気にせず走った。
「ハァ…ハァ…」
あの部屋の前に着くと息が切れていた…体力少ないなぁ…
「…??」
あれれ?おかしいな確か見たときはドアが壊されてたはずなのに…
きれいになおってる…記憶違いか?もしかして…
Mr.マリックが手品をやっていたとかそんなたぐいなのかな…
〜♪
ケータイがなった ディスプレイを見るとギルメンからだ
「もしもし?」
「あー今日解散になったからよろしく!」
「え?どういう…」
切られた…まぁいっか帰ろ…
荷物をまとめてホテルをあとにしていた。

〔竹郎〕

――A.M.6:00――
ジリリリリリリリ…バシッ!
「ふぁ〜あ」
あくびをしながら、俺は起きあがる。
本当はまだ眠い…結局3時間くらいしか寝れなかったし…。
でも起きなきゃいけない。平凡な日常が待っているから。
はぁ…。

――それにしても昨日…いや今日か…はスゴかった。
ヤクザさんとの殺し合い。それと…バラシ屋、処理屋との遭遇。
危うくバラシ屋に殺されるところだったが…何とか助かった。
…ホント死ぬかと思ったよ。(ヤクザはかなり雑魚だったけど…)
最近死にそうで死なないからそろそろ次あたり死んじまうのかも…。
…いかんいかん。またネガティブな発想を…
まぁ、ちょっとは時間あるから、現場から持ってきた海津さんのかばんでも見るか。
ん〜…おっ?
…2種類名刺が入ってる。
1つは俺が最初にもらった物と同じ物。もう1つは…俺の見たことのない名刺だった。


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