「ふぁぁぁあぁぁあ」
「電話を切ると同時に僕の眠気スイッチもONになったらしい。
んあー眠いなぁ・・・
僕は仕事用の携帯を鞄にしまうと普通用の携帯を取り出した。
『タイトル:起こして 本文:やっほー亜龍だよー☆ロビーで寝てるから起こしてネ。よろしく О(≧∀≦)Оニャッピー☆』
「よっし。送信 」
僕はメールを送信すると、すぐそばの椅子を何こか独占し横になった。
羊を数えるまでもなく、僕は深い眠りについた。

[鳴葉]

うーん......何この変に重い空気&状況。雅さん自販機いっちゃうしねー......。
.........どうしたもんかね。
『ここにーあーるー忘れーもーのー』
ん゛あ゛?こんな空気の中でメール送ってくるKYは誰だよ......んにゃろう。
やはり竹郎か。最近こいつからのメール多いな。しかもいちいち文がムカつく。...まあいいか。
大体の質問内容は分かったし、メール...結果はめんどいから後でするって返信しとこうか。
絶対何かしら連絡入れてくるだろうから、電源切っとこう。
見て返信するまでに約45秒。最短時間。......怒りってすごいんだね 
「...さて。黒いの。質問行こうか」
「あ゛ぁ?」
「誰に頼まれてあんな大量殺人したん?」
「........................」
「黙ってればいいとか、んな事考えんなよぅ。俺はこの病院で一番権力がすごいんだからね?」
「んなこと「この先生きるか死ぬか。どっちの道を歩みたいのさ?」
「.........Kって奴だ。電話してきて、お前に仕事やるってよぉ.........」
「ふんふん。で、薬はどんなやつ?」
「...知らねぇ。飲ませろって言われただけだ」
「んじゃ、そのときの状況は?」
「ちょっと経ってから動かなくなった」
「うーん......」
睡眠薬の可能性が高いなぁ......。まぁ、そこら辺は亜龍に任せようか。うん。
ガラッ
「何してるの?」
そう言って入ってきたのは雅さん。そうそう。今この部屋で起きている状況を教えましょう。
ベッドの上で動けない黒いの。ジュースを持ってつっ立ってる雅さん。護身用のナイフを生で持ってる俺。
......ん?雅さんの目がキラキラしてるのは、うちの気のせい?
「鳴葉君、そのナイフで何するの?」
「いや...特に...最初におどす時に使っただけだから......」
「......そう」
思いっきりテンション低くなりやがった......!!そういうのが好きなのは分かるけども... 
すると、いきなり雅さんがケータイを取り出した。
「亜龍君からメール来てる」
「え?どんなの?」
「ん」
メールの内容。......ロビーで寝てるんかい!!迷惑かけちゃってるね、この病院。
後で起こしに行かないと。
「私亜龍起こして帰るけど、雅さんどうすんの?」
「...じゃあ自分も」
「了解。とりあえず、ちょっとやる事あって出るから、雅さんやりたい事やってていいよ。ここにもう一回戻ってくるから。で、2人で亜龍起こして帰ろう」
「竹郎はどうすんの」
「先帰るってメールしといたから大丈夫だよ」
そう言い残して部屋を出る。とりあえず、黒いのの用事は終わった。
・・・そういえば、もう一人ここの病院に運ばれたんだよね。死体だったら家族が来る。
ちょっと見てこようか。何かありそうな気がするしね。
さっきから、ケータイについての院内放送が多い。うざいな。
一人でいろいろ考えながら歩いてると、もう一人がいる部屋に着いた。...家族がいる。
一人の身内を亡くして泣いている。その中に、状況があまり分かっていない一人の男の子。
どうしようもない感情が俺の中でうずまく。......ここにいたら元に戻れなくなる。
また今度、じじいから話を聞くとしよう。病室へと歩みを進めた。
音楽を聴きながら、ゆっくり、自分を保つ為に。狂ってしまわないように。

[雅孝]

ふむ・・・鳴葉君のやる事が少し気になるが・・・まぁいいか詮索屋は嫌われるし。
さてと


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